音楽の好みで性格を判別できる、という最新の研究
この研究はジャーナルPsychological Science (1)に掲載されました。
結論から言うと、
オペラやジャズのようなより洗練された音楽を好む人は開放性が高いとされています。
開放性はビッグ5の因子の1つです。過去記事にビッグ5をまとめています。
簡潔に言うと、
開放性が高い人は想像力豊かで、自分の気持ちに敏感で、知的に好奇心が強く、多様性を求めている傾向があります。
この研究はまた、フォークやカントリーのように気取らずにリラックスしているアコースティックな音楽が好きな人はより外向的な傾向があることを発見しました。
研究内容
この結論は、
たった15秒の不慣れな音楽を演奏し、それらを評価するように依頼された22,252人の人々の調査から得られたものです。
次にこれらを5つの性格要因のテストと比較しました。5つの因子とは、誠実性、協調性、情緒安定性(神経症的傾向)、開放性、外向性のことです。
研究の著者は結論付けています。
「創造的で知的な刺激を必要とする人々は、型にはまらない複雑な音楽スタイルを好み、
社交的で熱狂的な人々は、活力があり活気のある音楽スタイルを好みます。」