ある性格は浮気をする可能性が高いかも、最新の研究
この研究はマレーシア 心理学ジャーナル(1)に掲載されました。
結論から言うと、
愛想が悪く良心がない人々は浮気をする可能性が高い、と研究は報告しています。
愛想が悪い人たちは、友好的でなくて、冷たくて、気が利かない傾向があります。
他の人の感情を考慮に入れることはめったにありません。
良心的ではない人々は不注意で、誘惑に抵抗するのは難しいとされています。
この結論は世界中で行われた51の研究の不倫に関連した人格要因へのレビューからきています。
さらに、
より外向的な人々も浮気をする可能性が高い、と研究者らは報告してます。
こちらは以前こちらでとりあげました。
これはおそらく外向性の高い人々はより広い社会的地位にあり、機会が多いからとされています。
また、外向性の高い人は衝動的な感覚を求める傾向があり、欲望に簡単に屈してしまうとされています。
対照的に、愛想がよく、良心的である人々はパートナーとの関係において忍耐強く関わりあう、と研究の著者は説明します。
そして彼らのパートナーを浮気する可能性が最も低い特性は、良心的で愛想がよく内向的な人々であるとしています。
やはり危険なダークトライアド
これらの人格要因と一緒に、ナルシシズム、サイコパスおよびマキャヴェリズムの3つを総称して呼ばれる「ダークトライアド」の特徴も不倫に関連しています。
これらの特性のいずれかで高い人々は浮気する可能性が高くなります。
サイコパスの特徴として、
自発的、無責任、操作的、そして反社会的です。
その結果、サイコパスは暴力や非行を含むスリルを求める活動に従事する傾向があるため、通常自分自身と他者の両方に害を与えています。
マキャヴェリズムの特徴として、
(マキャヴェリズム=政治的な詐欺で有名なイタリアの外交官にちなんで名付けられた名前)
悲劇的、詐欺的、搾取的、権力志向的な、通常社会的に不利な特徴を持ちます。
ナルシシズムの特徴として、
他人を苦しめながら、自己の過度の強化を特徴としています。
それは虚栄心、自己中心主義、そして過度の自信を伴うとされています。