『恋愛工学の教科書』さらに恋愛をハックしたい方へ
こんにちは、ジャンガです。
『恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論』 が巷で話題になっているようです。
「恋愛工学」とは、
進化生物学や心理学の研究成果、 金融工学のフレームワークを使って、 恋愛を科学の域まで高めたもの、
らしい。
この本の根底にある理論としては下記の通りで、”モテ” を因数分解した際の基本モデルになるそうです。
モテ = 試行回数 × ヒットレシオ(ゴール率)
「試行回数」は女の子にトライした回数、「ヒットレシオ」 はゴール率。
つまり、”モテ”=性行為できた回数
これが恋愛工学の基本となるベースということ。
恋愛工学の思想は良い
恋愛工学の思想として、
恋愛を科学的にハックしよう! という試みは大変すばらしいものだと感じております。
原始時代から続いていた恋愛(子孫繁栄) という秘伝のタレの解読は誰もが興味を持つ内容です。
自身も恋愛に限らず、人間を科学的にハックしたい! 欲求がありますので、思想としては著者と近いものを感じます。
サイコパスの記事を書いているのも人間をハックしたい! 欲求に駆られたもので、
少しでも異端な人物を知ることで「人間関係の交通事故」 を減らせると思っているからです。
サイコパスは○○に鈍感というおもしろい研究 - 俺の言うことを聞いてくれ。
サイコパスが好きな音楽の傾向が判明したかも! - 俺の言うことを聞いてくれ。
試行回数をどのように増やしていけばいいのか
本著『恋愛工学の教科書』 を読んで実行すればある程度女性とうまく交友できるでしょう。
しかし、私が興味を持つのはこの事実を知ってもなお行動ができない人間の心理です。
女性にモテたいと思い、
本著を手に取ったにもかかわらず何も行動できずにただ時間だけが 過ぎていく人々も中にはいるでしょう。
「俺は知識だけを得て、結局何もできなかった」 と自己批判をしている人もいるでしょう。
恐らくそのようような人たちは他の人たちから「勇気のない人間」「努力不足」など足元を見られるてしまうでしょう。
どのようにすれば人生(=恋愛)に対する自己肯定感、自信をつけれられるのでしょうか。
実は恋愛、人間関係、 社会生活に対して活力的に行動ができる為の科学的なハックの方法 は既に存在します。ただ皆そのメカニズムを知らないだけなのです。
恋愛をハックしたい!と駆り立てられる世界中の人々
ゴッホ氏に限らず、世界には恋愛を科学的にハックしたい! という人物がたくさんいます。
ミラー博士(Geoffrey Miller,PhD)はスタンフォード大学でPhD取得し、 現在ニューメキシコ大学で教授をしているのですが、
彼もまた恋愛を科学的にハックしたい! という欲求に駆られた人物です。
彼の著書で『What Woman Want (女性が求めるもの)』という著書があるのですが、
恋愛をハックするために参考文献(研究論文) が100本以上使用されており(正確に数えていませんが)、
まさに恋愛をハックするために書かれた科学的な本になります。
こちらの本は先ほどの私の疑問である「そもそも恋愛(人生) に対する自己肯定感を上げるためには?」 について科学的な答えを出しています。
その答えとしては、
The only effective strategy for gaining real confidence is to develop skills and demonstrate perfomance of those skills.
「本物の自信を身に着ける有効な戦略は、スキルを身に着け、 そのスキルを見せつけること」
(出典の研究論文について記載ありませので、 詳しく知りたい方は本をお読みください。)
この科学的に証明されている研究結果に基づき、 恋愛工学の基本理論に結び付けるならば、
モテ = 試行回数 × ヒットレシオ(ゴール率)
このモテを因数分解したときに出てくる「試行回数」 という変数をさらに分解していくと、
自己肯定感や自信がキーワードとして出てくると思っており、
その自己肯定感を上げるための1つの答えとして「 何かのスキルをあげ、スキルを披露すること」 になるかもしれない、ということになります。
スキルについては何でも良いので、英語が話せるだったり、 会社の財務諸表が読めて会社でスキルを見せつけれるでも良いと思 います。
恋愛に対して満足ができていない人たちは、実生活も満足がいっていないように思えます。
恋愛をすることで自信をつけていくことにハードルを感じている人は、
『恋愛工学の教科書』の次に ミラー博士の『What Woman Want』を読んでみてください。