ここ30年で人間の知能指数が下落しているという研究

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平均的な知能指数(IQ)がここ数十年で減少していると新しい研究が結論づけています。

 

20世紀初頭は驚くべきことに人間のIQはどんどん上がっていく傾向だったそうで、
この研究をした心理学者の後にこのIQの上昇を「フリン効果」と呼んでいたそう。

しかし、今やその傾向は止まり逆行しているとのこと。
過去20〜30年の間に、人間はマヌケになり始めたとノルウェーの研究者は示唆しています。

 

この結論は、
1970年から2009年の間にノルウェーで兵役に入る若い男性に与えられた強制的なIQテストから来ており、
730,000件のテスト結果は、各世代(約25年)平均約7個のIQポイントを落としていることを示しているそう。

これは、知能指数が低下を示しているを最初の研究ではありません。
フィンランド、ノルウェー、デンマークなどの英国およびスカンジナビア諸国のデータからも、IQは低下していることが示唆されています。


なぜIQは落ちているのか?

心理学者が命名した「フリン効果」は、栄養改善、教育改善、社会環境の改善などに時折観測されたそう。
さらなる研究により遺伝的要因について原因を調べたが、これらでは認知機能の低下を説明できないことが分かったとのこと。

研究では認知機能の低下の原因として主に、
栄養失調(特に魚の摂取量の減少、ファストフードの増加)、教育の貧弱化、新技術の登場としています。
言い換えれば、人類はそのライフスタイルによってより愚かになっている可能性があります。

 

これは悩ましい問題ですよね。。

今後もどんどん豊かになっていくのは想像がつきますから、人間はより怠惰になるは確実でしょうし。個人レベルでは脳を鍛えることは普段から意識していこうとは思いますが。。

脳を鍛えるなら外国語を学ぶことをお勧めします。

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研究は、National Academy of Sciences and Intelligence (Bratsberg&Rogeberg、2018 ; Flynn&Shayer 、2018)
http://dx.doi.org/10.1073/pnas.1718793115
のジャーナルで発表されました。