お金持ちになる人格はみんなが想像しているのと大差ないよ、という研究

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お金持ちは他の人よりも外向的で、良心的で、感情的に安定し、ナルシスト傾向である、という新しい研究が報告されました。

ステレオタイプなお金持ちに対する意識を確認すると、
お金持ちはより自己中心的であまり愛層の良くない人と思われているそう。

 

この研究は、
財産が少なくとも100万ユーロ保有している130人のドイツ人の億万長者の調査から得られたものです。
彼らは一般大衆の大規模な調査と比較されたそう。

 

研究の最初の著者であるMarius Leckelt博士は次のように述べています。
「資産を持っている人々は社会に対して強い影響を与えているにもかかわらず、彼らの人格に関する調査は乏しい。今回の調査では彼らが社会的か、または反社会的傾向があるのかに焦点を絞っています。
私たちはより一般的な人々との違いがあるのか、もしあるなら、どのように違いがあるかを見極めたいと思っていました。」

 

そして研究者たちは、百万人の人格に関する彼らの発見に加えて、どのようにして金持ちを見ているのかをグループに尋ねたとのこと。

その結果、彼らはより大きな良心、感情的安定性、自己中心性という傾向を広く認識していたそう。

ここからが大切なんですが、
この研究の被験者である裕福なドイツ人の多くは、自らの事業を行っていたみたいで、。
この研究の著者は次のように書いています。
「...億万長者のサンプルの60%以上が、主な富源の1つが自社を経営することから来ていることを示し、
起業家の行動が高純資産者(お金持ち)にとって特に重要な役割を果たすかもしれないことを示唆している。
これは、豊かな人々が共通して持っている「起業家の人格」から生まれるかもしれません。
「起業家の人格」とは、高い外向性、良心、そして開放性があり、愛想がなくと神経症的傾向が低いことによって説明されています。」

この人格傾向は、新規顧客の獲得、財務管理、革新的製品の開発、サプライヤーとの交渉、不確実性とリスクの永続段階に対処するなど、
起業家であるという典型的なアフォーダンスに対応すると考えられています。

 

 he British Journal of Psychology

(Leckelt et al., 2018).