電子タバコの健康への影響は?最新の研究

電子タバコの健康への影響

タバコ

この研究はハーバード・メディカル・スクールに掲載されています(

 

電子タバコの健康への影響

 

結論から言うと、

電子タバコと通常のタバコの両製品を毎日使用すると、心臓発作のリスクが約5倍に増加する、と報告しています。

 

ニコチンで満たされた蒸気を発生させる電池式の装置である電子タバコは、従来のタバコに代わる危険性の少ない代替品として広く宣伝されています。

 

しかし、2018年10月のAmerican Journal of Preventive Medicineの研究によると、毎日の電子タバコの使用は心臓発作の危険性をほぼ2倍にする可能性があるとのこと。

 

データは2つの国民健康面接調査に参加した約7万人からのものです。

非喫煙者と比較して、通常のタバコを毎日吸っている人は心臓発作の危険性をほぼ3倍にしましたが、電子タバコのみを使用している人の場合の危険性はほぼ2倍になりました。

 

しかし、現在の電子タバコ使用者の約3分の2も通常のタバコを吸っています。両製品を毎日使用すると、心臓発作のリスクが約5倍に増加しました。

 

電子タバコは従来のタバコよりも低レベルの発がん物質を放出しますが、各製品は血管を損傷し、血液凝固を促進する可能性がある超微粒子やその他の毒素を放出するとのこと。

 

電子タバコの研究については日々アップデートされているような状況ですが、

タールが少ないからと言っても血管の損傷は免れないようなので、喫煙自体を避けることがベストなのでしょうな。