脂肪燃焼のメカニズムについて

フリー写真 メジャーでウエストを測る女性のお腹回り

 

ダイエットをする上で知っていて損はない、むしろ知っていればより効率的にダイエットができる「脂肪燃焼のメカニズム」について説明いたします。

 

「脂肪燃焼」という表現を使っていますが、より解像度をあげるために脂肪燃焼とはいったい何を示しているのかということから説明すると、脂肪燃焼=脂肪がエネルギーとして利用できている状態を指します。

 

脂肪がエネルギーとして利用されるには大きく3つのステップが存在いたします。

その3ステップとは、分解→運搬→燃焼を指します。

 

3ステップを簡単に説明すると、

まず分解についてですが、脂肪は脂肪のままではエネルギーとして活用ができません。

ですので体内で脂肪を脂肪酸へと分解する必要があります。

分解された脂肪酸はようやく血中に流れ込むことが可能になり、運搬が可能になります。運搬が可能になっただけでは脂肪酸は血中を漂っているだけですので、いずれ脂肪酸→脂肪へと変換され元に戻ってしまいます。

そこで血中に漂っている脂肪酸をきっちり脂肪を燃やしてくれるミトコンドリアに運搬をしなければいけません。

ミトコンドリアに運搬された脂肪酸についてはエネルギーとして正しく利用されることになります。そしてこのミトコンドリア内で正しくエネルギーとして利用されることを燃焼されると表現いたします。

 

簡単ではありますが脂肪燃焼の3ステップは以上のような工程を経てされるものなのです。