デブの最大の原因は「加工食品」である

 

フリー写真 ストロベリーのパンケーキ

 

「美味しいものは脂肪と糖でできている」

どこかのCMで流れていたセリフである。

この何気ないフレーズは本質をとらえていると感じている。

 

子供が好きそうな美味しそうな食べ物を挙げていってほしい。

唐揚げ、ケーキ、ドーナッツ、ハンバーガー、フライドポテト・・・

 

これらの食べ物の特徴はPFCバランスでみると、極端にFとC、つまり脂肪と炭水化物(糖質)に偏っていることがすぐに分かる。

 

このような分かりやすい食べ物については大人であればすぐに「これ食べたら太るな」と勘が働くに違いない。

 

しかし、現代ではこのように分かりやすい食べ物ばかりではなく、食べたら太る隠れた加工食品で満ち溢れているのである。そしてそのような加工食品はあまりにも身近なせいで気づきにくいのだ。

 

加工食品の中毒性に欠かせないのが脂肪である。あらゆる加工食品には脂肪が添加されている。ファストフード、コンビニ弁当、スナック菓子、冷凍食品に添加されているのである。コンビニで買い物をするときに裏面に記載されている原材料名を確認してほしい。そこには「植物性油脂」「ショートニング」などの言葉が並んでいるに違いない。この材料は脳、体をバグらせる危険な食品である。

 

昔の狩猟採集民族がお腹いっぱい食べ物を食べたとしても、今のアメリカ人のような典型的な肥満にはなることはない。その食品の違いは何かというと「脂肪」である。この現代に使用される「脂肪」は最新のテクノロジー、広告により私たちに気づかれないようにあらゆる食品に添加されているのだ。

 

私たちがダイエットとしてできることをまとめてみよう。

それは加工食品の摂取を今すぐ止めること。具体的にはファストフード、コンビニ弁当、スナック菓子、冷凍食品など。見た目をみるといったい何でできているのか分からない食べ物が多々あるが、そのような食品はかなり加工度が高い。

コンビニでどうしても食べ物を買いたくなった場合には、原材料名を確認し加工度が低いものを選ぶこと。具体的には生のフルーツや冷凍フルーツ、干し芋などである。美味しいものは脂肪と糖できている、そして、太るものも脂肪と糖でできていることを忘れないようにしよう。