ビタミンDと筋肥大の関係

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テストステロンの分泌促進

ビタミンDにはキノコ類に含まれるビタミンD2と魚などに含まれるビタミンD3があるが

体内の代謝経路は同じ。

肝臓、腎臓を経て活性化したビタミンDはカルシウムやリンの吸収を高めることが分かっている。筋肉の収縮に作用するカルシウムは筋トレでも消費されるので、日頃から吸収効率を高めておくのが良い。

トレーニーが一番注目しているのが、テストステロンの分泌促進があることだと思う。研究によるとビタミンDの摂取量を増やすと血中テストステロン濃度が高まったという研究報告がある。

さらに別の研究では筋タンパク合成にも関与しているということが分かっており。ビタミンD不足が筋肉量や筋力が低下することも報告されている。

ビタミンDの特徴として食事からだけでなく日光照射で合成できること。皮膚にある7‐デヒドロコレステロールが紫外線に当たると活性型のビタミンD3へと変換されるのだ。

冬場に日光になかなか当たれない人はサプリメント等で補いたいところである。